バッグの紐の修理…だけじゃなかった。
こちらの内容はAsa-Sigaの4月号に記事として掲載いただきました。
「お気に入りのバッグを直す。」
ご近所にお住まいの方から「気に入っているからまだまだ使いたいのだけれど、肩ひも切れそうなので何とかして欲しい」
とのことでした。肩ひもの部分修理はできそうも無いので、新たに作ることになりました。しかし、よく見るとファスナーの持ち手もボンドで留めているだけで、めくれて一箇所なくなっていました。他のもボンドが剥がれてきていてなくなるのは時間の問題です。
また、肩ひもの付け根がミシン目からほんの少し切れかかっていました。これは早急に対応は必要ではありませんが、
長くお使いになりたいとのことでしたので、お客様に確認してそちらもあわせて修理いたしました。
修理の必要箇所
1.肩ひもが千切れかけている。
2.肩ひもの付け根がミシン目で切れかけている。
3.ファスナーの持ち手がなくなっているかボンドが剥がれかけている。
対処したこと
1.肩ひもを新たに作成し、金具は同じ物を使いました。
2.ちぎれかかっているのは1枚だけだったので、2枚を縫い合わせました。
3.カシメを打って、剥がれないようにしましたし、なくなっていたものは新たに作りました。
- 今度出品するキーケースたち
- 最初の状態です。
- ファスナーの持ち手1
- ファスナーの持ち手3
- 新たに作った肩紐
ちなみに、今度の3/31(土)にびわ湖ホールにて開催されます、「びわ湖アートフェスティバル2012」に出品するための商品をせかせか作っています。
なので、作業テーブルの上がキーケースのパーツなどでエライことに…。
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