生徒さん作品(バッグ底芯作成)
以前に購入されたバッグ。けっこう良いバッグらしいのですが、柔らかい革で作ってあるので、
実際に使ってみると、どうしても真ん中だけが重さで沈むのでアルファベットの「U」型に変形したそうです。
それがどうしても気に入らないので、数回使って「タンスの肥やし」になってしまったとのこと。
それではもったいないので、底芯を作られたらどうでしょう。ということになりました。
元々はビジネスにも使えるトートバッグを作られたいとのことでしたが、その前にミシンと型紙作成などに慣れていただいて、まずはお蔵入りになってしまった
バッグに再び陽の目を当てようという計画です。
縫製自体は直線のみなのでそれほど難しくはありません。
普段作ったりされていない場合は、カッターを使って型紙を作成して、革を裁断したり、ミシンを使って縫うなど、意外に難しいとおっしゃいます。
が、すごく上手に制作されました。帆布でも良かったのですが、ご本人の希望により革で巻くことにしました。
「底芯の完成です」
「完成です」
「底がしっかりしました」
裏地に縫い付けるかどうかは、実際に使ってみてずれるようであれば、縫い付けましょうということになりました。
後日、聞いてみると。とても使い易くなったそうです。しかも、ほとんど底芯はずれなかったそうです。
満足いただけたようでよかった。
次からは、トートバッグの作成に入ります。
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://kawasemi.co/bagbottomplate/trackback/