スマホやデジカメに付ける木製のストラップを作りたい。
ずいぶん以前より、木と革を組み合わせたスマホやデジカメに付けられるストラップを作りたいと考えてました。
木はもちろん天然のものですし、とりわけ黒檀や紫檀のクールさには惹かれます。
しかし、黒檀や紫檀は「銘木」と言われていて、素材自体が貴重なこともあり、かなり高級な木材です。
しかもかなり硬くて、ちょっとした傷を消すのに紙やすりで半日(いいすぎかな!?)ほどこすっていた、思い出があります…。
携帯やスマホにつけるストラップって、ポケットから引き出したりとよく手に触れているものですし、
やはり温かみがあっていいですよね。というわけで、加工の難しい高級な木材で作るのはゆくゆくの目標ですが、
まずはタモを使った木材がホームセンターにありましたので、これを何とか加工して指を入れられるストラップに加工したいと思います。
いわば、大きめの木製の指輪といった感じでしょうか。
買ってきたのはこれらの材料。全てタモ材でできています。これらも、温かみが出そうですね。
近くのホームセンターで工作室があるので、こちらの卓上ボール盤を借ります。
指の入るくらいの径の木工用のドリルの刃(ビット)を買ってきては、穴をあけてみました。
写真では簡単そうに見えますが、なかなか長い穴を開ける時は、だんだん摩擦が大きくなって、
木は焦げるし、ちょっとバイスがはさみそこねるとずれてしまって、ボール盤の安全装置が作動して止まります。
緊急停止というやつですね。
そうこうして、四苦八苦しながら何とか穴があきました〜。
残念ながら写真はありませんが、これをせかせか手で切ってはひとつひとつの形にしてゆきます。
というのも、自分一人では写真を撮れないのです。
今のうちの革工房の工具や漉き機や工業用腕ミシンはもちろんありますが…うちの、木工の設備ではこのくらいしか出来ません。
試しに、リボス塗料とオスモ塗料という、自然由来の木材に塗るためのオイルを縫ってみます。
今回は、友人に分けてもらったからいいものの、質もさることながら、お値段もかなりいいものです(T_T)
やはり、今回制作にかなり時間がかかってしまいましたが、販売してゆくにはまだまだ加工方法やデザインなどを工夫する必要がありますね〜ww
でも、物自体はすごくいい感じに仕上がったと思います。もちろん、これに革を組み合わせてゆきます。
うちはなんといっても革工房ですからね〜。
というわけで今回はここまでです。
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