ルイ・ヴィトンのバッグ、修理しました。

お客様に頼まれて、修理しました。
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その昔、高級に見えるということで裏地に合皮が使われることが多かったそうです。
最近では、もっぱら布の裏地のものがほとんどです。
それは合皮に使われている
ポリウレタンなどが加水分解などの症状によって、 溶解してベタベタしてしまうことが多々あるからです。
そうなったら、残念ながらいくら拭いてもどうしようもありません。

今日はそんなどろどろに溶けたバッグの裏布を張り替えました。

素材の購入

まずは今ある綿の素材では釣合いません。まずは、素材屋さんに行って色々と物色してみました。適度にコシと光沢があって、高級感のある黒の素材を探して見ました。
やっと見つけたのが、「遮光カーテン用の素材」でした。少し予算オーバーでしたが、喜んでもらえたらと思いそれにしました。

修理の難しさ

最初はけっこう簡単にいけるだろうと高をくくっていました。サイズを測って、型紙取って縫うだけならそこそこ簡単にいけるのですが、
「ベタベタ君」が事あるごとに邪魔をしてきます。

  1. ミシンがベタベタ。→ ミシンがベタベタで細かいところにまで詰まったりしてどうしようかと思いました。
  2. 手がベタベタ。→ 手にベタベタがついて、これではイカンと開店準備以来の軍手をしながらの作業でした。
  3. 両面テープを弾き返す。→ くっついていたと思っていた仮どめの両面テープの粘着力をもろともせず、難なく弾き返して下さいました。

などの色々に阻まれて、と言うより全ての元凶は「ベタベタ」です。何度か心折れそうになりながら何とか完成しました。

あとは、気に入ってくださるといいのですが。


ちなみに、調べていたら合成皮革と人工皮革って違うものだったんですね。知らなかった。


・人工皮革:基材に不織布を用いたもの。
・合成皮革:基材に不織布以外のものを用いたもの。
参照サイト

更に余談ですが、「合皮」はいいですけど、人工皮革と人造皮革を略して「人皮」って幾つかのサイトで書いてあってなんだか嫌です。

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